昨日、娘の幼稚園の先生との3者面談がありました。
フレデリック先生とお話ししている最中、娘の頭になんだか小さく動くものが。
ごみかしら? と思っている間に、その小さなゴミのようなものは視界から消えてしまったのですが、私の目は娘の頭に釘付け、先生のお話はもうすっかりうわの空です。
以前クラスの入り口に貼られていたお知らせが脳裏を横切ります。
「Poux(プー)が出ました。皆さん、お子さんの髪を確認してください」
「もしかして、プー?!」
くまのプーさんではありません。
頭虱(Poux プー)のことです。
家に帰る前に薬局で急いでシラミ退治ローションを買い、家で娘の髪を徹底調査。
私がシラミ用梳き櫛でといても見つからなかったのですが、長女が手馴れた手つきで娘の髪をとかすと・・・出ました!小さ〜いのが2匹!
そのうち一匹はあまりにも極小で、虫眼鏡で拡大しないとわかりません。動かなければ胡椒の粉みたい。
その晩は、一家揃ってシラミ退治ローションのお世話に。
家族に一人でたということは、すでに全員の頭にプーとその卵が潜んでいる確率が大なのです。
フランスでは、シラミは学校でしょっちゅう発生しているので、自分の子の頭にいたからといって後ろめたい気分になる必要はないのですが、やはり落ち込みます。
4年前には、長男の頭にシラミが発生しました。
彼のときにはシラミはかなり成長して5、6匹に増えていたため、私はパニックに。小学校卒業後は櫛で長男の頭をチェックすることもなかったのでこのような惨事となったわけです。
その時は、「どうして今まで気づかないのよ!かゆくなかったの!」と息子に逆上してしまったのですが、本人は「なんか痒いなー」と思っていただけ。
ベットのシーツ、枕、ソファーのカバー、タオルを洗い、ローションで一家揃って頭虱退治して、学校や周りの人に「プーがいました」と連絡。
あー疲れた。
リサ 6月28日 リヨンにて
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