13日の金曜日にパリで同時多発テロがあった為、リヨンは大丈夫なのかと方々から連絡を頂きました。
事件直後は国境が閉鎖され、パリの市民は外出しないように勧告されていました。パリからボルドーに移動していた友人の話では、車の規制はさほど厳しくなかったそうです。飛行機も通常どおり運行していました。
外出を控えていたパリ市民ですが、事件2日後からは多くの人が日常生活を取り戻そうとしています。
テロを恐れることなく日常生活を送ろうと思う一方で、一般市民の来る巷のレストランやスタジアム、コンサート会場を襲ったテロの恐怖は深く市民の心につき刺さっているようです。
銃撃のあった場所に追悼のろうそくや花束を捧げに来る人々が、何かの破裂音を銃の音と勘違いして皆が一目散に走りだす、という場面もテレビ放映されました。
テロ銃撃犯たちは爆薬付きベストを着用、数人が一般市民を巻き添えにして自爆しました。
この銃撃と自爆テロにより亡くなった方は129人に登り、負傷者は350人近くとみられています。多くの人が大切な家族や友人を失いました。
犠牲者を悼みフランス全土で16日の正午に黙祷が捧げられ、リヨンでは、15日から17日まで芸術、スポーツ関係の催し物を自粛しました。
リサ 11月17日 リヨンにて
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