登園する子供達の頭に毛糸の帽子が目立つようになりました。
真っ白な吐息が、ふわっと浮かんでは冷たい空気に溶けていきます。
17日は息子の16歳の誕生日でした。
前日に息子の11歳年上の姉がスウェーデンからやってきました。
彼女と祝うバースデーは必ずスウェーデン式。
以下のお祝い三か条、どれが欠けてもいけません。
1.誕生日の人がまだ寝ている時に、家族は朝食を準備する。朝食をお盆に乗せ、灯したロウソクを手に 「ヨーモーハンレーヴァ: 100まで長生き」という誕生歌を歌いながら皆で部屋に入る。
2.歌声に起こされた誕生日の人は布団の中でまったりとしながらプレゼントを受け取り、一つずつプレゼントの包みを開けたら、朝食をベッドでいただく。
3. 午後には手作りのバースデーケーキで祝う。
金曜日は平日で学校がありますから、五時起きで朝食準備となりました。六時にロウソクを灯して皆でスウェーデンのバースデーソング「ヨーモーハンレーヴァ Ja, må han leva」を歌い、寝ている長男を起こしました。
来週28日は夫、娘に続き、我が家3人目の11月生まれ、娘の5歳の誕生日です。
アルバニア出身の知人によると、11月28日はアルバニアの独立記念日で更におめでたいとのことです。
そして、最後におめでたい話をもう一つ。
長女は大学の卒業論文が高く評価され、今年のスウェーデン全土首席学生として先月表彰を受けました。
「Grattis! 」(グラッティス : おめでとう)!
彼女はこの秋からマルメ市内の高校で歴史の教鞭をとっています。
リサ 11月24日 リヨンにて
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